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最後に
あれからも、未来は颯の隣にいる、高校をようやく卒業し今ではこの母校で、歴史を教える教師になっている。
教師になるのには元から頭がよかった未来も、未来と同じ高校に通いたくて必死に勉強した颯も、そんなに苦労はしなかった、こうして「俺が守る」の言葉は今でも守られている。
「未来、この子の能力は・・・」
「颯、反発だよ」
「そうだった、威力がすごくてパワー系かと思った」
「あの子感が鋭くてね、付き合ってること秘密にしてたのにバレちゃった。」
そう二人は高校時代から付き合い初めて、その関係は今でも続いている。
〔そろそろプロポーズ考えてるんだけどな〕
もう未来が能力を使わなくていいことを願いつつ、大切な人と、平凡な日々を過ごしている。
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