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帰宅
私は優の元を離れパトカーの音が聞こえるとこへ走った
必死に走った
急いでパトカーを止めないと優が、、、
私は涙をこぼしながら必死に走り続けた
「あ、彩月?彩月!」
そう言いわたしの元へ走ってくる母がいた
私はそんな母を見て空かさず走り
母に抱きしめられた
とても暖かい温もりを感じた
「誘拐犯は?どこなの?」
母はそう言った
私は
「誘拐犯はパトカーの音を聞いて私を置いて逃げていったわ」
私は嘘をついた
だって今変なことを言うと優に害を与えちゃう
せめてここまま私が嘘を突き通せばいい
「お母さんはどうしてここに?」
「この近所の人からあなたと似た人を見たって言ってね!」
「本当に良かったわーあなたがいなくなってみんなが心配してたわよ」
母はそう涙を零しながら私にそう言った
「お母さん、帰ろう」
私は母にそう言い一緒に帰った
十分時間稼ぎはしたはず
優逃げられてるといいけど
本当にごめんなさい
優ともうすこし居たかった
「ただいまー」
家の中に響く声
家に入りリビングへ行くと
泣きながらソファに座る沙綾がいた
「沙綾、ただいま」
「彩月?彩月なの!?うわぁぁん!」
そう号泣する沙綾に言った
「沙綾ったらーそんなに泣かないで」
「でもでもーうわぁぁん!」
「私のせいでごめんなさい、ごめんなさい」
「大丈夫だよー!本当に泣かないでよー」
そんな私たちにお母さんは言った
「沙綾ちゃん今日はここにいなさい彩月のためにも親には連絡をしておくから」
「じゃあお言葉に甘えますね!おばさん!」
「ありがとうございます!」
「沙綾とお泊まりかー楽しみだね」
「そうだね!じゃあ彩月の部屋へ行こう!」
「はいはい、分かったよー」
沙綾と私は私の部屋へ行くことになった
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