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私はこの小瓶からは出られない 出たことすらない でも今少し行きたいと感じた その理由は最近小瓶の外から声がするようになった とても近くにいるような声がした でも外は見えない 私は心の中で話しかけてみようと決めた そっちに聞こえるような声で言った 「あ、あの聞こえますか?」 「もし!近くに居るなら誰か返事をしてください!」 返事は あった 「聞こえます!」 その声の主は聞いた 「あなたはどこにいるの?」 「........................ 。」 私は何も言えなかったが言った 「あ、あなたは、ど、どこにいるの?」 その声は答えた 「私は小瓶に住んでるの」 私は驚いた 私以外にも小瓶に住んでいる子がいるんだ 私はその子に聞いた 「ねぇ、あなたの名前は?」 「私は天使のエル!」 「あなたは?」 「私は悪魔のイル」 「私たちは真逆だね!」 「天使と悪魔!」 「もっとお話しよう」 「ねぇ、イル!」
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