epilogue 2 禁断の実

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「まぁ、、、そうか。それにしても余計なお世話だろうが、和音さんや航さんには幸せになって貰いたいと思うよ。今の俺たちがあるのは、二人のおかげだからな」 「ふうん、一時はやきもち妬いてた癖に、随分神妙になったもんだな」 「え〜、それ今言っちゃう?」 情けなく笑う憐だった。 それとなく話をしながら興奮を逃していたつもりの憐だったが、梛音への愛が深まっただけで、昂まりは一向に収まらず、憐の腰の揺れは徐々にその勢いを増していった。 「んん!はぁっっ、梛音…ごめん。もう限界かも………。お前の中でイッてもいいか?」 「ああ、憐一緒にイこうな。お前のイク顔を僕に見せて?憐」 そう囁いて梛音は繋がったまま器用に向きを変えて憐と向かい合い、右足を憐の腰に絡めてきた。 「僕の中はどんな感じ?」 「うん…熱くて…柔らかくて…ねっとりと吸い付いてきて…んんんッ、はぁっ…全部絞りとられ…そう、だ」 質問の合間にも梛音の腰は前後に揺らされ、内側はキツく狭められ、憐の男性器を包み込む。憐の頬は上気し、快感に眉が歪んだ。 「んっ!…ハァ…んああ!」 生温かい液体が腹の中に満ちてゆくのを梛音は感じていた。
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