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眞
と香織は
其の後、一度、眞の
安アパートに向かい、其の最中の会話で、
今宵は街で外食をしようという話しになり、
チャリを置いて最寄り駅へと歩き、Fタウン
の繁華街へと向かった♪
居酒屋で香織は酒を飲み、眞も未成年だが
香織に付き合って生ビールを注文した♪
此の居酒屋は未成年でも、大人の同伴者が
一緒であれば、それ程、厳しい規制は訴えて
来ない♪故に、対々、飲酒量も増え、香織は
かなり酔っぱらって、開放的となり其の口か
らは、淫語がバシバシ飛んで来る♪
「アハッ♪ おっぱい、敏感
なっちょう♪
触ってみい♪」(笑)
眞はヤレヤレと、仕方なく、店員に勘定の
支払いを促し、帰り支度を始めた♪
「かおさん、帰りますよ♪
ホラ、立って下さい♪」
代金は、八千円ちょいで諭吉1枚で賄え、
眞は香織のバッグから財布を取り出し、香織
の承諾を得て、諭吉を1枚抜き取って、ソレ
をレジ係に渡した♪
香織とは体の関係を持った仲ではあるが、
其れでも他人の財布から金を抜くというのは
気が重い♪
店側からすれば、誰の財布であろうが、代
金さえ支払えば問題は無い♪
勘定を済ませ、店を一歩出れば、其の客と
の接点は其所で終止符となる♪
「有り難う御座いましたぁ~♪」(笑)
店を出て、ネオン煌めく繁華街を歩き、眞
は香織を支えながら、暑い夏が終わったとは
いえ、未々、残暑が続く今宵の風を受けなが
ら、駅方向へと歩を進めた♪
道路を渡った正面には、安さの殿堂を訴え
る黄色い看板のディスカウントショップ♪
「なぁ~眞っちゃん♪
此処で見たい物有るんよ♪」(笑)
意味有りげに訴える香織♪
呆れる眞♪
今宵は何を見たいのかと、疑問を感じつつ
香織の腰をしっかりと支え、店内へと入り、
香織に目的階を尋ねた♪
「最初に2階♪
でぇ、次3階♪」(笑)
眞は、概ねの予想は付いた♪
酔っぱらった時の香織は、必ずド派手な下
着、透け透けのTバックパンツとか、普段で
は絶対着けられない、エロさ丸出しの下着を
見つけ、気に入るとソレを着けたまま、タグ
だけをレジに出し購入して、店を出る♪
店のレジ袋には、先程まで香織が身に着け
ていた下着類が入っている♪
荷物持ちは眞の担当で、多い時は両手でも
持ちきれない数となる♪
3階では香水やら、男には縁の無い物ばか
りを選び、此の店での代金と飲み代を重ねる
と、有に五万近い金が飛んだ♪
「大丈夫すか、こんなに買い物
して!?」
「あはッ、何、心配しちょる♪
此の後のホテル代、気にしちょ
るん♪」(笑)
「あッ、否、そ…そうじゃ…
なくて……」(汗)
「あはは、慌てちょる♪
図星やね♪」(笑)
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