エピソード 1

5/5
前へ
/200ページ
次へ
     眞    は、中学    時代からずっと思慕を    抱き続けていた、元担任と運命的な再会を    果たし、此のまま別れて、再び別の人生~生    活に戻る事は、自身の心に後悔が残る♪と、    普段の眞には無い積極さ、思いを昂らせてい    た♪       『オレ、先生となら破滅しても      地獄に落ちても後悔しませんし、      初めては先生とシタイって思って      ました♪       此の再会も、豪雨も、俺の願い      が通じたと思いました♪』         『篁くん、待って♪         一方的過ぎない♪         先生は、貴方の相手になんか        相応しくないわ♪         貴方なら、もっと若い、同世        代の彼女とか……』       『オレ、彼女なんて居ませんし、      今までも、異性と付き合った事など      1度も有りません♪』     眞は、今が初体験を経験する時だと、ごり    押しの一手で碧を口説いた♪     兎に角、碧とホテルに入り、念願の夢を実    現するんだと、碧の心に訴え続け、自分の気    持ちが遊びでないと………       『ほ…本気なの!?』          『遊び半分で、口から心臓         飛び出すような言葉、言えま         せんよ♪』     眞は、何とか碧を口説いてホテルの敷居を    潜り、碧は周りを気にしながらも、眞と寄り    添いチェックインを済ませ、選択した3階の    部屋へと向かった♪     途中、誰かと顔を遇わせる事なく、無事、    部屋に到着して、中に入ってしまえば、もう    誰に目撃される事も無い♪     碧は背徳感に苛まれつつも、眞の積極さに    押され、もう後戻りは出来ないと、眞にもう    一度、念押しして尋ねた♪       『篁くん、本当に私なんかで      いいの!?』          『先生じゃなきゃ此処まで         しないよ♪』      眞の言葉を聞いて、碧は決心を決めたか     のように、濡れた体のまま、眞に密着して     唇を重ね、舌を絡めていった♪        「相手が椎名先生じゃなきゃ、       あそこまで積極的になれなかった       し、あの時の事は一生忘れない♪」         「そうなんや♪         其処まで思われて、羨ましい        気するし、思われてみたいわ♪」        「今は、かおさん無しじゃ、       オレの人生意味無いよ♪」          「アハ♪          ここ、又、勃っちょるし、         ヤリ足りないん♪」(笑)        「かおさんとなら何度でも       デキる♪」(笑)     バスタブの湯槽の中で、香織の胸を揉みつ    つも唇を重ね、2人は至福の時間の中、眞は    香織の観音様に酔い、香織は眞の如意棒に、    何度も昇天して、蕩けた顔を晒していた♪     翌日───     大学の食堂で顔を会わせると、眞の定番の    A定食に、何故か、メニューに無いおかずが    一品添えられていた♪     ニンマリと意味深な笑みを浮かべる香織♪     眞も理解して、口許を緩めた♪  
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加