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ブラックベアー「グルルルっ!!」
華島「出たな……ん……?」←刀を引き抜く
華島(意外と小さいな……。聞いた話だと2メートルは行ってるんじゃなかったか……? まだ子どもってことか……?)
華島「まぁいい」
ブラックベアー「ガァァァァァッ!!」
華島「スピードはまぁまぁだが……、僕の敵ではないっ!」
ザシュっ!!
華島「ふん、この程度か」
華島(だが、多分、目撃されたのはこれではない。2メートルにも届かないブラックベアーなど、腕利きではない素人でも倒せるほどの物だ。ならば……)
華島「お目当てはこいつじゃないってことか……。だとすると、どこに……」
ガサガサっ!
華島「っ! な……っ!?」
ブラックベアー「グルルルっ!!」
ブラックベアー「ガァァァァァ……!!」
華島(ブラックベアーが……数十体……だと……!? それに……それぞれが裕に2メートルを越している……! それに……)
ブラックベアー「グルルルっ!」
ブラックベアー「グルルルっ!」
華島(囲まれた……か……。……だが!)
華島「一ヶ所を突破出来れば問題ない!」←ブラックベアー一体に狙いを定め、刀を振りかぶりながら向かっていくーーが
ブラックベアー「ガァァァッ!!」
華島「なっ……!」
華島(左右のブラックベアーがこちらに向かって……!?)
華島「くそっ! 邪魔だ!」←刀を振るう
ブラックベアー「ガァァァァァッ!」←刀をかわす
ブラックベアー「ガァァァァァッッ!」
ブラックベアー「ガァァァァァッッ!」
華島「くっ……!」
華島(僕を囲ったブラックベアーが一匹ずつ僕に……! しかも、僕の攻撃をかわした瞬間に、次のブラックベアーが……!)
ーーブラックベアーは統率力にも優れーー
華島(あいつの言葉……本当だったんだな……! だからと言って……)
華島「大人しくやられる僕ではない!!」
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