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膝を掴んで割り開いても、抵抗の力は弱い。
あっさりと開いた脚の間に、石原が今更怖気づいても拒否できないようケンは体を押し込んだ。
そして、そっと石原を伺い見る。
申し訳程度に制服のシャツを羽織り下着を捲り上げて、後はすべてを晒している石原は、やや恥ずかしそうに顔を背けているものの潤んだ瞳はこちらに向けている。
未だ鍛錬欠かさずに隆起した胸筋や割れた腹筋は健康美そのものだったが、さっきまでケンが口に含んでいた乳首が濡れて、赤くツンと上を向いているのが、やたらと目立った。
濡れているといえば、ケンの位置から真正面に見て取れる石原のものも立ち上がり、先端からトロトロと蜜を滴らせている。
両脚の間に男を迎え入れても、おとなしく待つ石原に
(石原さん……、想像よりもえっちな体だった)
先ほど妄想していたよりも10倍淫らだとケン思った。
怖がらせないようそっと右手で握り込むと、石原は
「んっ……」
と、わずかに震えた。
「これ、辛いだろ? 一回抜いとく?」
緩やかに上下に擦れば、ますますそれは力を持った。
「……いえ、時間ないので」
迷いつつ、やや遅れて石原は返事をした。
「それよりも」
と腰を浮かせる。
「……こちらに……」
おずおずと狭間の奥の窄まりを結果として見せつけるようにして伝えてきた。
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