コラム風〔2018年〕

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『よみがえるコブラ男』 「おろかものめが!! せっかくの身体(ボディー)をそまつにあつかいおって…!! おまえたち改造人間(サイボーグ)一体についやす金や時間を考えてみたことがあるか!!」(愛蔵版・273頁)  とは、原作に登場するショッカー総統の台詞である。閣下に「おろかもの」呼ばわりされているのは、仮面ライダーに敗れ、重傷を負ったコブラ男である。我がコブラガールのモデルの一人だ。  もう一人のモデルはコブラ男の同僚怪人、へび姫メドウサである。二人を組み合わせた結果がコブラガールというわけ。改造手術を受ける以前、コブラ男とメドウサは「恋仲であった」という設定である。 「仮面ライダーのほうから、わたしたちの計画にわりこんできたのでございます。どうぞ、寛大なご処置を」(同・275頁)  ボスに対して、必死の弁解を試みるメドウサ。その表情と言葉に愛を感じる。サイボーグ戦士と化した今、この二人が肉体的な交わりを持つことはあるまい。だが、精神は別である。愛の炎は不滅なのだ。  メドウサのおかげで、処刑を免れ、改修手術まで受けさせてもらったコブラ男だが、性懲りもなく、仮面ライダーに戦いを挑むのだった。送らなくてもいい挑発状(犯罪予告)を本郷邸に送りつけてまで。  このしつこさはコブラゆえであろうか。毒蛇の執念、恐るべし。しかしそれは、メドウサの愛に反する行為である。こんな男のどこがいいんだろうかと思うのだけど、こんな男だからこそ好きなのかも知れない。  メドウサに改造された女の名前は「美代子」である。当初、コブラガールを演じた女優の名前を「ミヨコ」にしようと考えていたのはそのためである。直前で「セーコ」に変更したのは、シンカワさん(の御意見)の影響である。キャラの命名には毎度迷うが、セーコにして正解であったと思う。彼女を主役にした外伝を考えている。いつ書けるかはわからないが……。〔12月21日〕 [シンカワメグムさんのコメント] Σ(・ω・ノ)ノ!再び見覚えのある画像が…!重ねてのシンカワ画像の採用、 ありがとうございますありがとうございます~!!(ノД`)・゜・。 コブラ男と蛇姫メドウサ。元恋人同士と言うのがドラマティックですね~ 性格がメドウサと比べると大分アレですが…(笑) ホントになんでわざわざライダーに予告状を出すんだよ…あほか~… せっかくのメドウサのフォローが…ああ~コブラ男のダメ男~(;´Д`) ツッコミどころ満載の二人ではありますが、みんなに愛されてますね。 リメイク版の映画にもコブラ男がウエンツ瑛士でしたし。もう主役級…(笑) 歴代の平成ライダーでも、敵役が蛇設定結構ありましたね。 これは制作陣にもいるな。コブラ男ファンが。(笑) うっかり、聖子ちゃんカットになったとつぶやいたところ、正式芸名に! すまねえ...!コブラガール!でも嬉しい。闇塚さん!ありがとう!( ;∀;) コブラガールはメドウサのように男には間違っても流されない(笑)ので、 中の人の名前もセーコさんで良かったかもしれませんね。 本家の大スター、松田の聖子様も、絶対流されないタイプですし(笑) 漢気溢れる、セーコ姐さんの外伝も楽しみにしておりますよ~!!(≧▽≦) [闇塚の返信] この二枚を並べてみたかったのです。ようやく実現しました。 発想が素晴らしいです。天才石ノ森のことですから「ぱっ」と思いつかれたのでしょう。 俺などもあのダメぶりに親近感を感じますね。 そうですね。彼女は自分のことしか考えていませんからね。究極の自分ファースト(笑)。 蛇頭の中身が、松田聖子(のそっくり)さんだと想像する度に笑いがこみ上げてきます。 ありがとうございます。多分、旅の話になると思います。 4aeeb540-62a2-4cc5-98dd-b5e53aadf814
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