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【樹海の冒険➂】
その夜の帰宅は10時頃になった。浴室に行き、温水を浴びた。体を拭き、服を着た。居室にブラックニッカとミネラル水を持ち込んだ。ニンテンドーDSを起動させた。水割りを呑みつつ、世界樹Ⅲの続きをやった。
部隊編制後、迷路潜行を開始する。バトルを重ねる内に、だんだん、各キャラの役割ができてくる。ベルガスとガラダは荒事担当、オゾネスは荒事と回復の両方、アフロダイは支援と回復の両方というように。
異色のキャラはカジモフである。殺し屋としては三流だが、世界樹の中に生えている植物や埋まっている鉱物を獲得するためには、農民スキルの「収穫マスター」が必要なのだ。
地上に持ち帰った収穫物を商店に売ることで、部隊は収入を得る。又、それらは新商品開発の素材にもなる。農民の存在意味は大きいと云える。同職業の助けを借りずに、冒険を進めるツワモノさんもいるのかも知れないが、俺には無理である。
当夜、ガラダが待望の「首切」を習得した。面白くなってきたぞ。〔3月23日〕
☖ベルガスV8〔戦士〕レベル17/HP149/武器:コピス
☖オゾネスB3〔修道士〕レベル16/HP94/武器:マンゴーシュ
☖ガラダK7〔忍者〕レベル16/HP81/武器:マンゴーシュ
☗カジモフT7〔農民〕レベル12/HP49/武器:大ナタ
☗アフロダイA〔王族〕レベル17/HP79/武器:マンゴーシュ
[Quinもわさんのコメント]
世界樹の迷宮は職業ごとにやれること……役割がはっきりしつつ、プレイングの創意工夫次第では統一した職業縛りでもいけなくはないってところがありますね。
[闇塚の返信]
色んなRPGがあって良いと思うのですが、俺の場合、万能型のキャラクターで部隊を組んでも、意外につまらないんですね。突出型のキャラが集まって、互いの弱点を補いながら、冒険を進めるのが好きなのです。
【樹海の冒険④】
夕飯後、テーブルの上を一旦片づけた。その後、清潔なグラスにウイスキーを注ぎ、ミネラル水で割った。時計が「夜の10時30分」を示していた。もうひとつの愛機、ニンテンドーDSを起動させた。水割りを呑みながら、世界樹Ⅲの続きをやった。
ゾンビーハンター出動。我が遊撃隊の使命は「地下4階のどこかにいる巨大ナマズを探し出し、それを退治せよ」である。かの大魚に怨みはないが、それを達成しないと話が先に進まないのだから、仕方がない。
ナマズと云えば、毎週のように食べている。職員食堂で出される「白身魚料理」の材料は、おそらく、東南アジアの養殖ものであろう。弁当店でも使用されているそうだから、ナマズは案外、身近な食材なのである。意識、無意識に関係なく、あなたも召し上がっていると思いますよ。
随分前に閉じてしまったが、新**保にナマズ料理の専門店があった。興味を覚えたが、ついに暖簾をくぐることはなかった。昼限定の「ナマズ定食」を試してみたかったのだが、その機会は永遠に失われた。残念。
RPGは自分のペースでのんびり遊べるところがいい。俺の性格に合っているのである。世界樹Ⅲは、自分の好きなように部隊が編制できるし、いわゆる「キャラメイク」も自由にやれる。名前に数字とアルファベットが使えるのが嬉しい。各キャラが「えらいひと」ではない点も気に入っている。伝説の勇者とか、世界の救世主とか、そういう大役は疲れます。〔3月26日〕
☖ベルガスV8〔戦士〕レベル23/HP188/武器:スクラマサクス
☖オゾネスB3〔修道士〕レベル23/HP122/武器:タウレトの戦鎚
☖ガラダK7〔忍者〕レベル23/HP105/武器:マンゴーシュ
☗カジモフT7〔農民〕レベル15/HP91/武器:イヤードダガー
☗アフロダイA〔王族〕レベル23/HP154/武器:スクラマサクス
[Quinもわさんのコメント]
3のナマズと言えば世界樹の迷宮Xにも登場しました。中々に手強い相手ながら、何とか条件ドロップも満たして倒せたのが懐かしい。
[闇塚の返信]
それは面白い。過去の作品に登場したモンスターが、新作に出てくるとなんだか楽しいよね。さて、俺のナマズ狩りはいつ終わるのかな。狩っているつもりが、実は狩られていたりして……。
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