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【樹海の冒険⑥】
眼が覚めた。枕時計が「朝の7時」を示していた。洗面所に行き、顔を洗った。台所に行き、電気ケトルにミネラル水を注いだ。窓外に曇天が展開していた。
沸騰後、インスタントコーヒーを淹れた。昨夜偶然入ったショッピングセンターで偶然買った菓子パンのひとつを食べた。なかなか旨かった。当たりである。食後、二杯目を淹れ、居室に運んだ。
ニンテンドーDSを起動させた。世界樹Ⅲの続きをやった。ゾンビーハンター出動。遊撃隊は第二階層(地下5階)に駒を進めた。第一は「淡水系」の怪物が多かったが、こちらは「海洋系」が主流である。
サンゴやヒトデは食えぬが、フグは美味しそうである。地上に持ち帰って、鍋料理の材料にしたい。無論、調理は専門家に頼まなければならないだろう。あれは毒魚だ。素人が迂闊に手を出すと、大変なことになる。
☖ベルガスV8〔戦士〕レベル30/HP233/武器:フォセ
☖アフロダイA〔王族〕レベル31/HP223/ハンティングソード
☖クレオN3〔忍者〕レベル27/HP119/武器:アンテニーダガー
☗ダガンG3〔占星術士〕レベル15/HP92/アンテニーダガー
☗カジモフT7〔農民〕レベル17/HP108/武器:イヤードダガー
地下5階のどこかに「化石」があるらしい。それを見つけて欲しいという依頼を受けたのだが、どこにあるのか、さっぱりわからない。徘徊モンスターと斬り合いながらの化石探しである。一向にはかどらぬ。
戦力外のカジモフはさておき、ダガンが案外働かないので困る。もう少し成長させないと、魔法屋としての機能は発揮してくれないようだ。〔3月29日〕
【樹海の冒険⑦】
帰宅後、電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。昨日コンビニで買ったザクザクチョコシューなるものを食べながら、熱いやつを飲んだ。
食後、ニンテンドーDSを起動させた。世界樹Ⅲを再開した。ゾンビーハンター出動…の前に街の商店に行き、薬品類を大量に買い込んだ。強敵との決戦に備えるためである。その後、町を出た。瞬間転移装置を利用して、第二階層へ飛(跳)んだ。
我が遊撃隊は地下6階に駒を進めた。同階の主(ぬし)たる古代魚風のモンスターが群れをなして、路内を悠然と泳ぎ回っている。目下最大の敵は彼らだ。彼らを滅ぼさない限り、次の階には行けないのだ。
デボンの王、ダンクレオステウスに異様な愛着を感じている俺には戦い辛い相手だが、殺(や)る以外に方法はない。RPGは「オーバーキル(過剰殺戮)のゲーム」である。彼らを倒すか、彼らに食われるかのどちらかだ。
布陣を持久戦用に変更した。前衛をベルガス、アフロダイ、ガラダに任せ、後衛にクレオとオゾネスを配置する。不安材料はガラダである。忍者は攻撃に優れるが、守りが薄いからである。HPも少ないので、注意を要する。気がついたら、死んでいた…という事態になりかねない。
バトル開始。古代魚が放ってくる「眠り」と「呪い」に、大いに悩まされたが、結果はこちらの勝ちだった。機械獣の名に相応しい戦いを演じてくれた。しかし、第二の魚群を襲う余力はなかった。一旦、街に戻った。〔3月30日〕
☖ベルガスV8〔戦士〕レベル35/HP265/武器:フォセ
☖アフロダイA〔王族〕レベル35/HP235/武器:チンクエディア
☖ガラダK7〔忍者〕レベル34/HP144/武器:スパタ
☗クレオN3〔忍者〕レベル33/HP140/武器:アンテニーダガー
☗オゾネスB3〔修道士〕レベル34/HP166/武器:無し(素手)
[シンカワメグムさんのコメント]
ザクザクチョコシュー…。nabeko様。今日の朝食も優雅ですね。
チョコクリームにチョコの塊だろうか…美味しそう…腹減った…(笑)
ダンクレオステウス。古代魚なのですね…同族の方を討たれるなんて、
さぞお心を痛めたのでは無いかと…。( ;∀;)カワイソウ…南無南無。
世界樹潜入の前に薬剤を大量購入…おお~…なんかリアルですね(・ω・)
TVで見たアマゾン探検隊も薬を持参していたなあ…。冒険に薬は必須なのね。
これからもゾンビハンターチームの無双、楽しみにしております~(*´▽`*)
画像が古代魚に! 良いですね~!目が人間ぽい所も不気味!(≧▽≦)笑顔。
クラシックな画像で素敵ですね。今にも動き出しそうです。こういう絵を
いつか自分も描けるようになりたいなあ…(*´Д`)←やっぱりホラー寄り。
[闇塚の返信]
なかなか良いですね、これは。お試しになりたい際は、ロ**ンさんの甘味売場に行ってみてください。
持久戦の場合、治療アイテムは必携ですね。これらがないと総崩れ、あるいは、全滅の恐れが濃厚になります。
怖い目をしていますよね。本物より怖いかも知れません。
40年以上前に描かれたダンクレオステウスの想像図です。現在のそれと比べても、遜色ないですね。迫力満点です。よくこういう絵が描けるものだと、見る度に感服します。
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