創作余話〔2019年〕

1/6
前へ
/51ページ
次へ

創作余話〔2019年〕

【年明けに、完結を射た】  眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の7時55分」を示していた。洗顔後、台所に行き、電気ケトルにミネラル水を注いだ。  沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。シュークリームを齧りながら、熱いやつを飲んだ。窓外に元旦の青空が広がっていた。シンカワさんの初苦笑を誘ってから、居室に二杯目のコーヒーを運び込んだ。  年賀メールの送信を終えてから、三杯目を飲んだ。その後、愛機を起動させた。メクるを呼び出し、闇塚日記の「あとがき」を書き始めた。こういう文章が苦手である。だが、これを書かないと、補綴版の幕がおろせないし、先にも進めぬ。懸命に書いた。雑記系にかかる倍の時間を要した。  ぴよぶっくの閉鎖告知を読んだ際、脳裏にまず浮かんだのは「日記はどうするのか」であった。結局、転生させることにしたのだが、大変な難業であることに気づき、作業中、幾度も頭を抱えたものだ。  なにしろ、4年分の日記を90日で転生させるのである。やってもやっても終わりが見えない。ゴールのないマラソンを走っている気分に襲われた。最終日記の転生を終了させた瞬間、キセキでも起こしたかのような錯覚を覚えた。まあ、ある意味これは、キセキと云えるかも知れない。  あとがき投稿後、作品説明を書き直し、それから、エンドマークを刻んだ。長い旅だった。不満足な部分もあるが、ともかくやり遂げたのだ。相応の達成感にひたりつつ、コーヒーで乾杯した。小豆最中を食べながら。〔1月1日〕 [シンカワメグムさんのコメント] 改めて、あけましておめでとうございます! 数か月にわたり格闘した転生作業が無事に完了して良かったです! ε-(´∀`*)ホッ 闇塚さんのご自身の作品に対する愛情が、形として残せましたね! 特に闇塚日記 補綴版は読み返す度、色んな記憶が蘇ります。 コメント迄残して頂き、本当にありがとうございました!!( ;∀;) お疲れなのに、闇塚さん正月にお仕事ありですか~お仲間ですな~ため息。 休めませんな~疲れが全く取れませんな~⊂⌒~⊃。Д。)⊃ こういう時は甘いものしかありませんな~ってもう食べてますがな~!(笑) 青空の朝にシュークリームで思わず鍋子さん!と呼んだ気がしますが、 シュークリームと鍋子さん。何かに似ている…はて。何かって何だろう… …………。 あ………っ 彼女だわあ~!!! びっくりするほど鍋子さんは彼女に似ています。 彼女。そう。某菓子メーカーのマスコットキャラクターの〇コちゃんです。 古代魚闇塚氏。落書きで髪を載せてみたら彼女にそっくりでした(笑)  面白かったので投稿します‼(`・ω・´)ゞ←早よご依頼絵をでかさんかい。 鍋子さんは自分にとってはこのイメージです。ご覧ください(・∀・) [闇塚の返信] あの閉鎖告知があってから、転生優先の生活が続きました。実際大変でした。まったく、ぴよさんもやってくれます(苦笑)。 『邪神』と『春夏秋冬』が残っていますが、こちらはぼちぼちやります。慌ただしいのは、もうイヤ。 シンカワさんの傑作コメントを「水没させてしまうのは惜し過ぎる…」と考え、独断で、日記といっしょに転生させていただきました。もし、問題がある場合は、おっしゃってください。対処いたします。 まさか、〇コちゃんが出てくるとは思わなかったですね(笑)。俺にはない発想です。シンカワさんの独創ですな。恐れ入りました。 早速拝見しました。この鍋子がランドセルを背負って、学校に通っている姿を想像したら、途端に吹き出しました。 938c8ca4-2bca-43eb-a9de-9bca91031454
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加