知り合った経緯(いきさつ)

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人気のない雑木林の近くに車を止めた。フロントガラスの向こうでは青白く星がまたたき、静かな夜の風景が広がっていた。 メールでの約束通り静江さんと落ち合った。しかし、講座の帰り道以外で初めて二人きになったせいか互いに緊張していて、いつもの様に会話ははずまなかった。重苦しい空気の中、静江さんが決意した様に口を開いた。 「今日、あたし・・言われた通りにしてきたのよ・・」私の心臓はドキリと鳴った。 「嘘じゃないの・・」 助手席に座った静江さんがほんの少し足を開いた様な気がした。私は恐る恐るその膝頭あたりに手を置いた。するとそこがガタガタと小刻みに震えているのが分かった。 「確かめても・・いいのよ」 絞り出す様な静江さんの声が言う。私はスカートの裾からゆっくりと手を入れる。静江さんの体が一瞬ビクリと反応するが、かまわず太ももの内側に指を這わせ奥に進める。はぁぁ・・と言うため息の様な静江さんの声が小さく漏れる。やがて指先に陰毛が触れると、静江さんは覚悟したかの様に車のシートの脇を握りしめ少し足を開いた。 (パンティをはいていない・・どうやら静江さんは本当に約束を守ってくれたようだ・・) 陰毛を掻き分け静江さんの花びらを探る。静江さんは私が触りやすい様に足を少し開く。やがてヌルっとした花びらの一部が手に触れると静江さんの体が一瞬ビクンと反応して開いていた足が私の手を挟んで閉じてしまう。 手を抜こうとすると静江さんは「ごめんなさい・・」と小さく呟きそして足を再びゆっくり開く、そして今度は覚悟した様に、 「好きにして・・」と言った。
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