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「静江さん・・すごい・・」
私は思わず言った。すると静江さんは上目ずかいで私を見てフフっとほほ笑んだ。
「静江さんも人が悪い・・こんなテクニックをお持ちなだて・・」
とさらに私が言うと、静江さんは、
「あら・・でも、経験豊富だなんて思わないでね・・あたしも色々と予習してきただけなのよ・・」と言った。
私はその言葉を聞くと年下ながらそんな静江さんが健気に思えた。
しかし私はここで念を押すようにこう言った。
「でも、まだこれからが本番ですよ・・」
私がそう言うと、静江さんは少し伏し目がちなりながら短く頷いた。そして力が抜けた様に私の胸に体をあずけた。
私はそんな静江さんの両肩を少し乱暴につかむと、くるりと後ろ向きにさせた。そして近くにあった太めの樹に両手つかせて身体を曲げ、腰を突きださせた。
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