カルチャー講座で知り合った熟女

静江さんの日記２

「このお部屋・・どうされたの？」
私が聞くと橋本さんはレンタルしたんですと応えた。最近は半日や１日単位でマンションの部屋をレンタル出来るらしくこの部屋も橋本さんが今日のために予約してくれたのだ。

お高いのかしら？と聞くといやそうでもないですよと言って金額は教えてくれなかった。それから先日の私の日記読みましたと言った。メールで私が書いたそのままを送ったのだけれど・・ちょっと恥ずかしくて下を向いてしまった。

橋本さんは静江さんの正直な気持ちが出ていて感銘を受けました、と言ってくれた。「感銘」だなんて・・大した文章でもないのに。それに日記自体もう立派な官能小説になっていると言われた。そう言われると正直に書いておいてやっぱりよかったのかなぁと思った。恥ずかしくてとても口では言えない願望も伝わったはずだし・・。

しかし、その裏側では期待に胸が張り裂けそうになっている自分がいる事も否定できない・・。そんな事を考えていると、これを書いている今でも濡れてしまう。