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思春期から25歳になる今の今まで「ちょっと辛い」がずっと続いた。ずっと頑張っていた。気を張っているくらいが生きやすかった。しかし、だんだんと“相手”を気遣いすぎて疲れた。時折ヒステリックに起こる私から離れていく人もいた。私の“優しさ”にのめり込む人もいた。辛かった。自分の普段の頑張りを見破って認めてくれる人がいなかった。
生きていて起きるすべての事象は自分が原因だと思っていた。相手が少し嫌な顔をしたら「自分の言い方が悪かった。」「相手のことを考えてあげられなかった。」と思う。
辛さが増すたびに色々な自己啓発本、エッセイを読み漁る。“この人はこういう人だからしょうがない。”と思う反面、「自分はそんな相手も理解できる人間にならなければならない。」とも思っていた。そうしていたらぶっ壊れた24歳、春。
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