あなたのための本

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頭の中はパニック状態。 振られて悔しくて自分磨きをずっとした。 高校に入学した。 汚染恐怖はだいぶ落ち着いてほとんど日常生活に支障はなかった。 また可愛くなった。 中学生時代の元彼に未練があったけど、 彼氏ができて忘れた。 高校時代の彼は高身長でかっこよかった。 一途でとても素敵な人だった。 好きすぎて束縛されても分からなかった。 恋のフィルターは分厚い。 楽しい恋愛だと思っていた。 出かける時は「迎えに来て」と言われた。 好きすぎて当たり前のように迎えに行った。 (10Kmほど離れていた。) デートは私が全てプランニング。 アウトドアは全て拒否。 周りの恋愛なんて眼中になかった。 中学生時代に汚染恐怖があったため、 セックスができなかった。 体液が全てダメだった。 毎回毎回途中で大泣きしてしまった。 今でも申し訳ないな、と思う。 でも、最後まで手を出さなかった彼には感謝している。 4年間もありがとうと思う。 こんな変な女と付き合ってくれて感謝しかない。
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