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第一章 拾ったにゃんこは神様だった?
主人公、楠義幸
田中一郎
羽田弁護士
浜田俊哉、良太
エピローグ
ねこを拾った。
それも二匹。
ビルの下にあるちょっとしたでっぱり、日が当たる暖かいところに段ボール箱があった。
――ぼくたちをかってください。
思わず金を握らせた。
一匹は小さな白い雌猫
そしてもう一匹は、二本足で立つ可愛らしい。
人間の(男の子)ネコだった。
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