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いつもの愛撫を施すと、彼女は詰まった息を洩らす。
俺は、安堵して次の一手を思案する。
身体の隅々の感覚が、彼女の望むよう簡単に変容してしまった…
そんな風に、難なく彼女好みに変貌した俺は
素養があったのか。
呆気なくて、彼女は厭きないか。
昼間と異なる二人の関係が、夜の帳の中で繰り返される。
(完)
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