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「ももちゃん、み~つけた!」
そう言ってすだれをめくると、あれ?
そこにいるはずのももちゃんがいない。
あるはずの勝手口もなくて、小さな明るいトンネルが続いていた。
向こうにハイハイして進んでいくももちゃんが見える。
「ももちゃん、待ってー」
僕はももちゃんを追いかけてトンネルの中に入った。トンネルは狭いのに広くて、ずっと奥まで続いてる。
いつの間にか、くまさんとうさぎさんのぬいぐるみもついてきて、僕とももちゃんの間を歩いていた。
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