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ハルヒの体調不良も回復し、いつもの様に会話を楽しんでいる。
ハルヒ「そうなんです、ひとつまみ鍋に入れるだけで味がとてもまろやかになるんですよ。」
女生徒「へえぇ~、やっぱりお料理の事はハルヒ君に聞くのが1番ですわ、私お料理がこんなに楽しいなんて知りませんでした、ハルヒ君のおかげですわ。」
ハルヒ「そんな、自分は母の残してくれたレシピを参考にしているだけですよー(照れ笑い)、でも上手にできたり誰かに『美味しい』って言ってもらえると嬉しいですね。」
女生徒「そうですよね!」
二人は微笑む。
女生徒「けど本当に良かったですわ、ハルヒ君が元気になって。」
ハルヒ「心配かけてしまってすみません、もう大丈夫です。」
ハルヒのはにかんだ笑顔を見て彼女は頬を紅く染めた。
一方、環は仕事が一段落つき、次の客の為に準備をしながらハルヒの様子を気にしていた。
そんな環の傍では鏡夜が部費の計算をしていた。
鏡夜「今日はやけにハルヒが気になるみたいだなぁ、少し集中力が足りない様だが?」
環「べべべ…別にそんな事はないぞ~!!」
鏡夜「お前は解りやすい奴だな(ほくそ笑む)」
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