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ハルヒ「紅茶のおかわりはいかがですか?」
女子生徒「はい、いただきますわ。」
ハルヒ「しばらくお待ちくださいね。」
ハルヒはティーカップを持ち奥の部屋へと入る。
ハルヒ「はぁぁぁー」
鏡夜「ハルヒ、どうした?ずいぶん深いため息をついていた様だが?」
ハルヒ「ああ、鏡夜先輩、なんでもありません。」
鏡夜「そうか?少し顔色が優れない様だが?」
ハルヒ「本当に平気ですから、接客もちゃんとしてますし。」
鏡夜「そうか?まぁ、それなら良いが…あまり無理はするなよ、お前に何かあると、環がうるさいからな。」
ハルヒ「はい。じゃあ自分は接客に戻ります。」
ハルヒはカップを持ち、席へと歩いて行った。
鏡夜「最近、ハルヒの様子がおかしいな。」
ハルヒ「お待たせしました。」
女子生徒「ありがとう。いただきますわ。」
彼女は上品に紅茶を飲み、ゆっくりカップを置いた。
女子生徒「そういえば、ハルヒ君、何か悩み事がありますの?」
ハルヒ「え?何故ですか?」
女子生徒「光君、馨君が話しているのを聞いてしまったんです。元気がないとおっしゃっていたので…。」
彼女は心配そうな表情で俯いた。
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