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環「そうだが、それとハルヒの調子が悪いのとどんな関係があるのだ?」
ハルヒ「その…少し…太ったみたいで…制服が…きつくて…(頬を赤くする)」
環「じゃあ、具合が悪いと言う訳ではないのだな?」
ハルヒ「ええ…まぁ…」
環「……よ、良かった……どこか具合が悪いのかと心配したそ。」
ハルヒ「すみません、心配をかけて…。」
そう言い終わる前にハルヒの体から力が抜け、正面に立っていた環の方へ倒れそうになったが、咄嗟に環がハルヒを抱き留めた。
環「ハルヒ!!ハルヒ!!しっかりするんだ!!今保健室へ連れて行くからな!!」
環はハルヒを抱き抱え保健室へと走り出した。
もう下校時刻を過ぎているせいか、保健室には誰もいなかった。
環はハルヒをそっとベットに降ろし、ハルヒに呼び掛けた。
環「ハルヒ、平気か?」
ハルヒ「環先輩、すみません、迷惑をかけて。」
ハルヒの声は細く弱々しかった。
環「なあハルヒ、いくら太って制服がきついからって、そんなふうになるのは不自然じゃないか?大一見た目にはそんなり変わりはないし…他に悪いところがあるんじゃないか?」
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