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ハルヒ「そ、それは……先輩、すみませんが少し後ろを向いてもらえませんか？」
環「ん？ああ、こうか？」
環は言われるままにくるりと後ろを向いた。
ハルヒはゆっくり起き上がり、着ているものを緩めた。
ハルヒ「はぁ～、やっと息ができる…先輩、もう良いですよ。」
環は心配そうな表情のまま向きを前に戻した。
ハルヒ「ごめんなさい、本当のこと話しますね、確かに太ったって言うのも嘘ではないんですけど…それだけじゃなくて……その……えっと……胸が……大きくなっちゃったので……」
ハルヒの声は徐々に細くなって行き、顔は勿論、耳まで真っ赤になっていた。
環「え？えっ、そそそれは、つまり、その…」
環も激しく動揺している。
ハルヒ「このままじゃ女だって分かっちゃうから、体形ごまかす為にできるだけきつく布で巻いていたんです…でも思った以上に苦しくて。」
環は急にハルヒの肩を引き寄せ、そっと抱きしめた。
ハルヒ「先輩？」
環「バカ、なんでお前はそうなんだ？、一人で無茶して、こんなふうになるまで我慢して…。」
ハルヒ「先輩…」
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