春のおわりに

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高校一年の秋、 生徒会役員に選ばれた直隆は 三年生で役員をしていた(あや)に 出逢った。 制服に流れる美しい髪、 色白が目立つ富士額。 コーラス部にも所属する ソプラノの絢に恋をするのは まったく自然なこと・・・。 ただし、それは直隆だけではなくて 絢に片恋の男子は多かった。 しかし、恋しても即座に失恋、 絢の横には生徒会長を務める 古河大介(こがだいすけ)がいた。 絢と大介は学内公認の仲、 似合いのカップルだった。
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