206人が本棚に入れています
本棚に追加
それから5階までいろいろと東急ハンズ並みにいろいろ置いてあったのでいろいろと見ながらコメントしたりして楽しくウィンドウショッピングをした。
5階のモデルルーム風の家具売り場では少しお互いの家の話になったりしたけれど、意図的にそこは深い話にはせずにスルーした。
案外時間が潰せて少し歩き疲れたしとスタバにはいって足を休めた。
最後に嫁さんとこんなふうに出かけたのはいつだったろうと思って考えたのだけれど思い出せないくらい前だったようだ。
彼女は休みの日によく一緒に出掛けているようでちょっと嫉妬した。
まぁ、彼女は結婚してまだ1年ちょっとだし、当たり前か・・・・と思いなおしたりしていたが彼女がゴルフをすることがわかってビックリした。
聞くとゴルフがきっかけでダンナさんと知り合ったようだ。
一緒にゴルフとか行けたら楽しいだろうなとふと思った。
俺についても聞かれたのでざっと答えたのだけれど、話していてあのことを思い出してしまいものすごくイヤな気分になってさっと終わらせてしまった。
彼女も察してくれたようでホッとしたのだけれどふとこんな話をするなんて不思議な気分やなぁと思い口にしたら、彼女にとって俺は永遠のアイドルで今日はデートもどきまでできて贅沢だと言ってくれた。
いや、これはまさにデートやと思うんやけど、そこは否定せずにおいた。
彼女が時間を忘れないようにと設定してたアラームが鳴った。
思ったよりあっという間に時間が過ぎていた。
こんなに楽しい時間は久しぶりだったし、もっと二人でいたいと思ったのだけれど、そういうわけにはいかない。
何よりこのまま二人でいたら過ちをおかしてしまいそうなくらい
僕は彼女に夢中になっていた。
最初のコメントを投稿しよう!