重なり合う気持ち

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*** 深いキスをしながら彼は私のワンピースの背中のファスナーを腰のあたりまでおろした。 「あっ・・・・・」 柔らかい素材のワンピースはそれだけで肩から袖にかけてはらりと落ちて ワンピースと同色のテラコッタ色の下着とキャミソールが露になった。 (ずいぶんちゃんとした下着を買っていなかったので同じタイミングで購入して着てきたのだった。結果オーライ??) 「んんっ・・・・」 ウエストの部分はベルトをしているからワンピースはそこでひっかかっているので彼の手がキャミソールをひっぱりあげて背中に直にやわらかなタッチで触れている。 なかなか重ねられた唇を離してくれなくて、自分の今の状態が恥ずかしくて。 彼の胸を押すとようやく唇は解放された。 みあげると潤んだ瞳の彼がいた。 『めっちゃキレイ・・・』 「やだ・・・はずかしい・・・・」 『ワンピース、クシャクシャになったらあかんやろ?』 そういって彼は私のベルトに手をかけてシュルリとはずしてしまった。 ストンとワンピースが床に落ちる。 「やっ・・・・・」 念のために透けないようにはいていたペチコートがあってもさすがに恥ずかしくて胸の下を腕で覆った。 たいして隠せはしないのだけれど。 彼は私のワンピースを拾って椅子にかけ、右手で自分のネクタイをゆるめながら左手を私の肩にまわして私をベッドに押し倒した。 『麻里奈・・・』 「西川く・・・・」 『尚。ナオって呼んで?』 「ナオ・・・・」 私が彼を呼ぶ声を聞いて彼は満足そうに微笑んでから また唇を重ねた。 キスが深くなっていき、彼の右手がキャミソールの上から胸に触れた。 「あ・・・・・」 『おっきくて・・・やわらかい・・・』 胸をやわやわと揉み、キャミソールの裾をたくしあげて手を背中にまわしてブラのホックが外され、直に胸に触れた彼の手のぬくもりを感じる。 「あっ・・・・・」 『スベスベやん。』 キャミソールもブラもそのままずりあげて胸があらわになり、彼はそのふくらみにキスをした。 「ああっ・・・・」
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