重なり合う気持ち

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*** 『なぁ・・・・麻里奈・・・・・わかる???』 下腹部に彼の硬く熱くなったものが触れ、ドキリとする。 手をのばそうとするとその手を掴まれた。 『あかん・・・さわられたらイってしまいそうや・・・』 彼はそう言って唇を重ね、枕元に手を伸ばした。 『つけるから・・・挿れていい???』 コクリと頷くと彼はパッケージを切ってそれにさっとつけた。 『挿れるで・・・・』 いい終わるかどうかのタイミングであてがわれた彼のそれがぐいっとナカにはいってきた。 「んんっ・・・・・」 『ああ、気持ちいい・・・』 軽くピストンしながら少しずつ奥に進みながらそれは私のナカをいっぱいにしていく。 「ああっ・・・ああ・・・ナオ・・・・」 『んっ・・・・麻里奈・・・・ナカ・・・めっちゃきもちい・・・・』 ゆったりした動きで最奥まで到達してぎゅうっと抱きしめられ、唇を重ねる。 何度も角度を変えながらキスをして、ピッタリとくっついたまま、ぐいぐいと最奥に刺激が与えられる。 彼の動きに合わせて私の腰も動いてしまう。 キスの合間にお互いの吐息が漏れるのだけれど、お互い貪るようなキスをやめずにしばらくそうしていた。 不思議なくらいピッタリとパズルのピーズがはまったかのようで 心地よくてこのままでいたいくらいだった。 どれくらいそうしていたのかわからない。 そっと唇が離され、彼が言った。 『あかん・・・もう無理や・・・いくで・・・』 少しずつ彼の動きが大きくなり、激しくなっていく。 『麻里奈・・麻里奈っ・・・・』 「あっ・・・あっ・・・・ああっ・・・・ナ・・オ・・」 何度か激しく最奥を突かれ、彼が最奥ではじけるのを感じた。 私はイきそうだったけれどイけなかった。 だけど、果てた彼の身体をぎゅっと抱き寄せ心地よさに浸っていた。 『ごめん・・・・俺だけいってもた・・・』 耳元で言う彼の頭を撫で、やわらかい髪を指にからませる。 「ううん、大丈夫・・・・」 そういいながら私は少しとまどっていた。 どうしてこんなにイイんだろう・・・ もう武志さんとできなくなっちゃうかもしれない・・・ そんなことを考えているとまた彼の顔が近づいてきた。 目を閉じてもう一度唇を重ねてきた彼に応えるとその気持ちがかき消されるかのようにまた彼しかみえなくなっていった。
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