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僕は朝食を終えると、二階の自分の部屋でメールを送信した。
「今日、学校が休みになったから、どっかに遊びに行く?」
相手は、ユカだ。
送信し終えると、すぐに、ユカから返事がきた。
「私は、『免疫』があるから、大丈夫だけど、達也は家にいた方がいいんじゃない?」
僕はユカに返信した。
「僕なら、ユカがいるから大丈夫だ」
そう、ユカがいれば怖いものなんて何一つない。
ユカは、僕の彼女だ。
「なら、いいわ。私も達也に会いたいと思っていたところなの」
僕はユカとの約束を取り付けて、こっそり家を出た。
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