金色の流星

1/1
前へ
/28ページ
次へ

金色の流星

  街の冬景色に躓いて転んだ   回転する世界に金色の流星   斜め上空に居たはずが今はどうだ   何処に向かって墜ちたのか   誰の所為で堕ちたのか   隙間風が吹き抜けて消えた   俺はいつだって挑戦者だった   見下ろす景色なんて一つも知らない   悔し涙を噛んで見上げてきたんだ   この気持ちを汲んで歌ってくれた   キミのことを僕は大切にするよ   心の真ん中でいまも輝いている   回転する世界の流星だった     キミが撒き散らした唾液の一粒で   酒を割ったらこんな俺でも   ちょっとは真っすぐ歩けるかなぁ   それとももっと捻くれるのかな   斜め上空に居たはずが今はどうだ   何処に向かって墜ちたのか   何の為に堕ちたのか   寂しいな切ないな   言葉が絶えず俺を蝕む   それでも心の片隅でキミが歌う   回転する世界を横切る金色の流星
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加