義理の兄に恋をした

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*  数週間後。 「——あ、ママ、私が食器洗うよ。先にお風呂はいったら?」  ひまりがキッチンへ行こうとすると、涼太も立ち上がった。 「俺も手伝うよ」 「ありがとう、2人とも。最近よく手伝ってくれて助かるわ〜。お言葉に甘えてお風呂はいってくるわね」  母親はダイニングルームから出て行った。  ひまりと涼太はキッチンに2人きりに。  シャワーの音が聞こえたことを確認し、涼太はひまりに抱きつく。 「やっとひまりに触れた〜」 「昨日は一緒に寝たでしょ?」 「えー、学校行ってる間ひまりに会えなかったもん」  涼太はすねて唇を突き出した。 「もう……」  ひまりはそんな涼太が愛おしくてキスをした。
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