1熱視線

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彼がふと見るとミイはうたた寝をしていた。彼はこれに微笑んで席を立った。 「ママさん。彼女の分も」 「いいの?あの、ミイさん」 ミイに知らせようとするママさんに彼は首を横に振った。 「いいんです。また来ます」 カフェの外は眩しかった。熱い夏の訪れであった。
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