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「…眩しっ…!」
今までの狭く暗い部屋とは対照的に、真っ白な壁が広がっていた。
俺は何度も瞬きをして目を慣らす。
12畳ぐらいの広さの白い部屋。
奥の壁には見覚えのある青い扉があり、部屋の真ん中には……
何やら小さいものが置かれている。
俺は1歩足を踏み入れ、後ろ手に扉を閉めた。
と、そこでふと思う。
俺は、携帯の広告をクリックしただけだ。
なぜこんなところにいるんだ…?
何らかの企画なんだとしたら、少し大規模すぎるんじゃ…と。
だが、その俺の思考も「小さいもの」を目にして止まってしまった。
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