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「哀酷隊…」
「そうよ、力があるにも関わらず、親や家族に裏切られた人達が集まっているの。私が作戦指揮を行っているの。貴方には隊長をやってもらいたいの。それが、皆の意見よ。」
「皆の意見がそうならば良いんだが、この人たちは実戦の経験はあるのか?」
「そうね、ではちょっと観てもらいましょうか。哀酷隊の実力を。うーん、aqutっていうテロ組織はご存知かしら?」
「あぁ。最近活発だからな。」
「私のご贔屓の組織の敵対組織なのよ。壊滅させるよう泣きつかれたものだから今からぶっ飛ばしに行くわ。」
「ん、ご贔屓の組織というと?」
「GUNSよ。」
「あのズバ抜けた戦闘力の?」
「ええ。私達の傘下よ。まぁ観てもらいましょう。総員aqutの基地に移動。作戦は打ち合わせ通りに。」
彼女の指示が飛ぶと、隊員達は喜々として
出発の準備を始めた。
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