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まずはメリナと赤ん坊の身分を保証させることだ。
松子はメリナと面会し、警察や公安と交渉し彼女と赤ちゃんは
被害者だと説得した。
奪われたパスポートも帰ってきた。
俊太郎はパソコンを駆使して赤ちゃんの父親を探した。
「意外と簡単だったよ、某企業の専務だった、白石徹52歳」
松子は企業へ趣き面会を求めた。
白石は強面の恰幅のよい男だった。
「あの、重大なお話がありますので・・・」
白石に手紙を渡して早々に去った松子。
料亭に誘ったのだ。
「本当に来るのかなあ、無視されたらおしまいですよ」
心配する妙子。
指定された料亭に入った松子とサキと妙子。
数分遅れて白石がやって来た。
三人の姿に少しギョッとした白石だが静かに席に着いた。
「早速、C国でしりあったメリナの事なんですけど・・・」
緊張した面持ちで話しを聞く白石。
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