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例えば世界が二つに割れて
離れ離れになったとしても
また巡り会えると思うの
そういう運命な気がするの
俯き加減で本を読む
貴方の横顔が大好きで
眺めていた
永遠のような1秒間
気が付いた貴方は
優しい笑顔で包んでくれた
渦巻いた喧騒も現実も
2人の時は消し去れた
合わさって隠くした夜の中
「時間を止めて欲しい」と
すり減った心で祈り続けた
私、貴方の為になら
全てを敵にする覚悟もあるのよ
体はいつだって心の奴隷ね
逆らおうともせず 順従に
貴方の元へ 私を連れて行くよ
何度も繋がりあった夜
見下げた貴方の顔
一度写真で見た面影が浮かんで
偽って目を閉じたの
貴方が私にかけた甘い言葉は
まるでチョコのようね
火照った夜が過ぎると
熱で溶けてしまうのね
会いたいな 会いたいな
四六時中 そればかりが離れない
ああ痛いな ああ痛いな 心臓が
いっそ悪魔になりきれたなら
終着のない恋は 執着だけが増してゆく
頭はいつだって心のストッパー
なのに壊れてしまっていた
「恋」と「呪い」
私みたいな花言葉を持つその花を
貴方がいた テーブルに飾った
俯き加減のその黒い花は
いつまでも ユラユラと揺れている
例えば世界が二つに割れて
離れ離れになったとしても
アイツではなく私と
また巡り会うと思うの
そういう運命な気がするの
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