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翌朝
俺達はバームに呼ばれてギルマスの部屋にきた。
ん?なんでバームかって?
ミナト・デュオ
↓
デュオ
↓
デュ◯ ザ クレンジングバーム
分かる人いるかな?
まあいいや。
別に毎回そう呼んでるわけでもねえし。
「で?俺達をこんな朝早くに呼び出して何か用?」
「…朝早くって…もう9時過ぎだよ。」
うるせえ、俺は転生前の休日は基本的に12時起きだったんだよ。
俺がそんなに早く起きる時は天婦羅野郎(龍二)と遊びに行く時だけだ。
「…まあいいや。お前らには学園に行ってもらうわ。」
その言葉に、
「おい待て。お前、ユイのこと知ってんだろ!?」
ユイは元々各属性の内の1つを司る7大貴族の人間だったが、その時は魔力が感知されなくて、その結果、捨てられた過去がある。
その事はミナトも知っている筈だ。
俺は続けて、
「そうなると他の貴族のクソガキもいるんだろ?ユイに何かされたら俺、何しでかすか分からねえぞ?」
龍二は女子に非常に人気が高かった。
それに嫉妬した他の野郎どもが龍二をリンチにしかけた。
その時偶々通りかかった俺が逆にそいつらをボコボコにして、病院送りにして、俺は謹慎になった事もあった。
大切な人に害を加えるやつは手を汚してでも守り抜く。
まあそんな事があったからな。
すると
「私、学園に行く…!」
と、ユイが言った。
「ユイ?」
「私もそろそろその壁を越えなきゃって思ってるの。それに、お兄ちゃんとボルちゃんも一緒でしょ?なら大丈夫!」
と言った。
「まあ、ユイがそう言うなら。」
「ボ、ボルちゃん…!?」
上から俺、ボルメテウス。
ボルメテウスは呼び方に驚いていたみたいだ。
何はともあれ、学園に行く事になった。
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