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「本来はEランクからなんですが、2人は異例なので、一度ギルドマスターに会ってもらい、マスターにランクを決めてもらおうと思います。着いてきて下さい。」
そう言った受付嬢に俺達はついていった。
ギルドマスターの部屋の前
「少しお待ち下さい。」
と言って受付嬢は部屋のドアを蹴り飛ばした。
え?蹴り飛ばした?
そして、
「起きろぉ!寝坊助ぇ!」
「うぎゃー!?」
数分後
「お待たせしました。入って下さい。」
と言う受付嬢。
「お兄ちゃん…、あの受付嬢は怒らせない方が良さげだね…。」
「そう、だな…。」
そして俺達は部屋に入った。
「やあ、俺がギラファのギルドマスター、ミナト・デュオだ。宜しくな。っと、お前らは3属性持ちって聞いてる。ってヤガミ兄、お前もう使い魔いるのか!?」
「まあ、少し事情有りなんだがな。」
義妹であるユイが襲われそうになってて、
それをボコして使い魔にしたとか言えねえ。
「まあ、深くは聞かねえよ。ヤガミ妹に至っては固有属性持ちか。凄えな。よし、お前らはSランクからスタートだ!」
「ちょっと、マスター!いきなりSランクは危ないんじゃないですか!?」
と受付嬢が言ったが、
「まあ俺らなら大丈夫っすよ。今は小鳥になってるけどコイツ、ドラゴンだし、武器も持ってるしな。あー、ユイにはちゃんと学園に入学してからやらせるから安心しろ。あ、ここのギルドって寮とかある?学園にまでの間だけ貸してほしいんだけど。」
「それくらいいいぞ。」
と言われたから遠慮なく借りた。
このギルドで一番良い部屋をな!
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