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最初
俺はクラークまだ小学生だが、先に言っておく、決して中二病などではなく俺は、魔宝という力を使う魔道師だ、そして俺はそんな魔道師の集まる学園に通っている。
「おっはよー」
紅色の髪にピンク色の瞳、スペード型でオレンジ色の片耳ピアスを着けた少年が元気良く教室に入ってくる
「クラーク危ない!」
とたんになにかの塊が飛んできた、この学園ではよくある、魔宝ありの喧嘩だ。
「あんたら、音楽のカヤナイト先生そろそろくるわよ、洗脳されたくなかったらやめなさい!」
今とめに入った彼女はクラス委員のピピカ、青いサラリとした長髪、マリンブルーの瞳、雫形で水色のピアスを着けている。
「さすがピピカ様」
「男子にも容赦ないよね」
「しかも可愛いんだからなー」
確かにピピカは愛嬌が良く言う事はしっかり言う、学年の優等生、しかし、クラークは彼女が気に入らなかった、可愛いくせにいつもTシャツにズボンで男っぽい格好だし、それになんというかいつも自分よりも誰か優先で一人で我慢しているところが。
「あいつ、たまには自己主張したり、誰かを頼ればいいのに」
下校時間いつもどうり帰宅する。
「ほんとムカつく」
ブツブツ文句を言っていると、車が近づいていることに気付かなかった
「危ない!」
誰かが腕を引っ張ってくれたおかげで、ぶつからずに済んだ。
「大丈夫、気をつけてね?」
白と青のチェック柄のノースリーブワンピース、お団子でまとめた青い髪に白のシュシュ、素足に小さい花飾りのついた白いサンダル、腕には花の飾を着けた中学生くらいのとんでもない美人
「あら、顔赤いわよ風邪かしら?」
「い、いいいえなんでもないです!!!」
「ならいいんだけど」
近所では見たことの彼女につい
「あなたは?」
「私?、アキメネスよ」
女性は名前を教えてくれた、アキメネスはなぜか人力車で迎えに来た男性が、その人力車に乗せて、
「主、お帰りになって下さい」
「ええ、それじゃあね」
そのまま男性は人力車をひき走り去っていった
「あっちて、学校方面だよな、引っ越してきたかのな?」
その後は何も起こることなく家に帰った
あのアキメネスさん、めっちゃ美人だったな、クラスの女子とは違ってすごい女の人って感じで、
「クラーク、どうしたの?」
「ボーっとしてるぞ、なにかあったか?」
「えっ、なんでもない・・・」
また、あえるかな
「クラーク最近何言っても上の空だぜ」
「そうかな?」(ギク)
「俺あててやろうか、恋だろ!」
「「「はぁーーーーーー!!」」」
クラス全員の声がそろった
「騒がしいわね、何があったの?」
荷物を取りに行っていたピピカ以外
「クラーク恋だって!」
「年上、年下?」
「可愛い系、カコイイ系、お姉さん系?」
「いいかげんにしろーー!!」
この日はクラスメイトにいじられて散々だった。
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