背中
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優しい人だった。 私はどちらかというとハデだったけど、彼は周りから見ると大人しい性格だった。 私は娯楽施設に入り浸るのが好きだったけど、彼は日向で昼寝をするのが好きだった。 性格も、生活スタイルも、全然違うかったけど、彼は私の世界を知る努力をしてくれた。 彼は、「ハジメ」という猫を飼っていた。 ハジメは私に懐かなかった。 家にいることが多い彼を、外の世界に連れて行ってしまう私が嫌いだったのだろう。
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