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おでこに。。。
泥酔事件から数日後、また私は仁くんに会いに行った。
12月1月は本職が忙しくなると思ったから、せめて今月は。。。
と思ってたからだ。
仁くんは、すぐ私の手を、仁君のふとももにはさむ。
あれは色恋営業の定番なのかな?よくわからないけど、
不思議と仁くんだったら嫌な気持ちにはならなかったよ。
たぶんこの日だったかな、仕事終わって自宅で一息ついてたら
仁くんから電話きて「寒い~寒い~」って
北海道だから11月も半ばだと外でキャッチってなると本当に寒いんですよね。
「行ってもいいけどご飯食べてからね」
「えー一緒に食べようよ」
「やだもうおなかすいてるから耐えられない、食べてから行くから待ってて」こんなやりとりをしたような気がする。
そして私は本当にご飯を食べに行ってから、仁くんのお店に行った。
会話自体はたわいのない話。
帰りのエレベーターを待っていたら突然仁くんが
「まりこさんのおでこにチューしていい?」と、本当にいきなりでびっくりして
でもおでこくらいなら、、、チュッ、としてもらった。
仁くんは28歳、私はそのひとまわり上
こんなおばさんでも、たとえ営業でも、女の子扱いしくれたのが本当に嬉しかった。
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