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それから、一週間経っただろうか。
麻里奈が俺を避けてることに気がついた。
怖いテレビやってようが、おばさんが夜勤だろうがパタリとうちに来なくなった。
俺、何かしたっけ?
目も合わせてくれない。
「なんか俺、怒らせるようなことした?」
とうとう我慢しきれず直接聞いた。
まさか寝てる間に無意識に何かした?
いや、翌朝はお陰でよく眠れたと言って、案の定寝不足の俺に笑いかけてきた。
つまりその後に何かやらかして怒らせたらしい。
でも、全く身に覚えがなかった。
あれからは麻里奈に対してツンツンしないように気を付けてたつもりだ。
何をそんなに怒っているのか。
「別に……。ただちょっと」
「ちょっと、何?」
「な、何でもない」
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