Ep.1. 苦い記憶

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『華々しい高校生活を送る事』 『ハルちゃんや自分を馬鹿にした人達を見返す事』 この二つである。 そして… 「もう私は、自分しか信じない。自分でこの道を切り開いて、いつか光を見つけ出して見せる。その時まで絶対に諦めない。」 私はその日、自分に誓った。 『憎しみ・絶望・苦難・悲しみ』 そのとてつもなく深い闇には、それしかしがみつくことが出来なかったのだ。 『ただ生きる』 普通は、簡単に思うかもしれない。 だが、私にとってはこれも一つの試練なのである。
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