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40.泣けなくていい
シャネル
ガーデニア
(青葉/ガーデニア/ココナッツ/フルーツノート/バニラ)
シャネルのアイコンであるカメリアは残念ながら香りのする品種がなかったため、形の似たガーデニアで作られたというのがこちらの香水。
以前はパリとNYで7年に一度だけ販売されていましたが、2006年に高級ラインのレゼクスクルジフの一つとして発売され、今日では世界中で買うことができるようになりました。
この香りがまだレゼクスクルジフではなかった頃、若かりし時分の高光には欧米のマダムを思わせるリッチな香りと感じられたものですが、レゼクスクルジフになって調香が変わったことも理由でしょうか、今はこんなにクリアな香りだっただろうかと驚くほど軽やかに感じるのです。
透明感を感じさせながらもまろやかな白い花の香りで、あまり持続しないところが儚い印象でもあります。
今回はこれらのイメージから二面性→ツンデレと連想、その結果、ちょっと意地っ張りなところが何となくシャネルらしくなったような気がします。あくまで主観ですが。
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