2人が本棚に入れています
本棚に追加
それは高校の卒業式の帰り道。
思えば、もっと早く出ればよかったんだ。
一般の高校の卒業式は同じ日に行われているんだから・・・・・・。
蘭「伊月、これからも宜しくね。」
伊月「今更でしょ?でも、こっちこそ、宜しく。」
?「伊・・・・・・月?」
伊月「!?」
蘭「えっ?」
?「やっぱり、伊月じゃないか。」
伊月「仁・・・・・・。」
仁「やっと会えた。違う高校に行って俺達がどれだけ心配したか。でも、元気そうだな。」
伊月「元気だよ。仁も元気そうで・・・・・。」
仁「ねぇ、前に涼が伊月に似た子に会ったって言ってたけど、伊月会わなかった?」
伊月「さぁ、覚えてない。(あの子が来る前にさっさと立ち去らないと・・・・・。)じゃ、私達はこの辺で。」
?「あー、いっちゃん!」
伊月「(最悪。)」
?「仁!いっちゃん会ったんなら、何で知らせてくれなかったの!?」
仁「今さっき会ったんだよ、涼。」
蘭「(物静かな人と、元気な人。この人達、伊月の知り合い?)」
最初のコメントを投稿しよう!