第2章

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涼「そう言えば、最近、仁も秦も一緒に居ないね。」 伊月「そりゃ、クラスに同じ部活の子が居れば、そっちと一緒に居るでしょ。」 涼「それは、そうだけど・・・・・・。」 女子「ねぇ、朝陽さんと波瀬さんって、佐塚くんと戸城くんと仲が良かったんだよね?」 涼「うん、そうだけど。」 女子「じゃあさ、佐塚くんと戸城くんに、彼女って居るかな?それとも好きな人、もしくは好きな女の子のタイプって知ってる?」 伊月「(ハァ~。女子ってそんな事しか、言う事無いのか。他にもっと話題は、あるだろうに・・・・・・。)」 中学に上がって直ぐから、女子に同じ質問ばかり受けて、伊月はうんざりしていた。 涼「彼女は私達が知る限りじゃ、居なかったと思う。好きな人は、多分居ないんじゃないかな?ねぇ、いっちゃん。」 伊月「知らない。最近は話もしないし。私達に聞くより、本人に聞いた方が早いと思う。私達だって、何でも知ってる訳じゃないんだから。」 女子「そうね。そうするわ。ありがとう。」
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