テオゴニアの設定

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◆基本設定 1.国名 テオゴニア共和国 2.概要説明 アイドル国家。何故か女性だけが魔法を使える人たちの国。 そのため女性が戦うことが多く、女性のみで結成された魔法騎士団が国内の主戦力。そのほか聖職者や政治家など地位の高い仕事も大半女性の仕事。男性はメイドさん……いや、ベビーシッターとかも…。という悲しい歴史を覆すべく、近年は腕っぷしの強い男性が剣や槍で必死に対抗。ついに史上初の男性のみの騎士団の結成に至った。 国土は広く、人口も多い。世界でも屈指の大国。 3.背景 古くから女性による政治が行われてきた。 大昔から神のお告げを聞いたり、神の奇跡を借りて使ったりできたのが女性のみとされ、これがこの国での魔法の起源とされる。 男性は女性に遣えるものとされ、女尊男卑の歴史が続いてきた。 近年、女王による王政が廃止され、その後共和制となったがなかなか安定せず、体制の変化が国家の弱体化を招くことになる。更に小国だったはずのお隣のゲヘナ千年帝国が急激に大国となり隣接国を次々侵略し始めたことから国内では一時パニックが起きた。 そこに現れた一人の女性が救世主となり国内の混乱を収め、軍を魔法騎士団として再編成。国力の強化に成功した。 独裁状態の国だが、今は国民全員が彼女に惚れて熱烈に支持している状態。 4.今後の方針 とにかくゲヘナ千年帝国への対策が急がれている。 共和制になった時は融和政策が掲げられたが、そんなことを言っていたら滅んでしまうので今は騎士団の強化と他の国の情報収集に必死。 生き残りをかけて、あちこちの国に視察やスパイを送り同盟を結べる国を探すと同時に、ゲヘナ千年帝国にもスパイを送りこんで情報収集している。 女尊男卑という特殊なお国柄のせいであまり外国人が住みつかず、国内で育った者たちは自国の状態が常識だと信じているため、他国の情報を国民たちに教えることも急務。 5.為政者 アリシア 二十代前半の女性。混乱しきった祖国を救うため、無所属で選挙に立候補。あれよあれよという間に大統領にまでのし上がり、卓越した政治手腕で国を再生した。 政治的、軍事的な方面においては天才とされているが、それ以外の部分はどこか抜けており、普段人前では本人の考えた「最高にクールでカッコいい大統領」を演じているが、人の目がなくなると気が抜けて自動的に「歳の割に甘えっこな妹」に戻る。 兄と姉のことは一応尊敬しているが、彼らが調子に乗るので口には出さない。 エルミナ 二十代後半の女性。アリシアの姉。元国立防衛軍元帥。現在は魔法騎士団の団長に収まって妹と共に国を支えている。 この国でも屈指の魔力を持つ最強魔術師で、ほぼ個人戦闘力だけで昇進した。 趣味は妹を着せ替え人形にして絵に描くこと。 彼女のスケッチブックにはアリシアしか描かれていない。 エドワード 二十代後半の男性。通称プロデューサー。 アリシアの兄でありエルミナの双子の兄。 男性故にエルミナの参謀に収まっているが、実は彼が魔法騎士団を編成した人物であり、裏でうまく政治宣伝してアリシアを大統領までのし上げた張本人。無論、アリシア自身の実力もありきだが、実際には彼の宣伝効果が大きい。 更に騎士団も裏でほぼ彼一人が人事を掌握しており、暴走しがちなエルミナをうまく操縦しながら騎士団を回している。 趣味は将来性のある女の子を探してスカウトすることと、アリシアのコンサート企画。 ルーカス 二十代後半の男性。エドワードとは腐れ縁。 男性でありながら剣の腕だけで国立防衛軍に入隊した逸材。魔法騎士団が国内主戦力となってからは自分と同じ志を持つ者を集めて剣技を磨き、ついに男性のみで結成された薔薇の騎士団の設立に成功する。正式名称は薔薇の騎士団だが、何故か通称、薔薇族とか薔薇団と呼ばれている。今後の目標は入団者を増やし、薔薇団の国内での位置づけを向上させ、国内の男性たちに出世の道をなんとかして示す事。 6.備考 魔法騎士団は原則女性のみ。 魔法騎士団では、得意とする魔法ごとに騎士を分けて四十八人で一つの隊としている。これを48『フォーティーエイト』と呼び、騎士団には数多くの48が存在する。詠唱時は四十八人で一斉に唱える。数々の48が次々とヘビーローテーションすることで魔法の一番の弱点である詠唱時間の問題をクリアしている。 薔薇の騎士団は原則男性のみ。 主な任務は魔法騎士団の盾となり前線で剣や槍を持って戦ったり、侵入してきた敵から女性騎士たちを守ること。入団者の確保と修行に明け暮れる中、薔薇団の地位向上のため団長の意向により各国にスパイを送りこんでいる。
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