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「神様が私を死なせてくれない。」
そう悟ってからの私は徐々に強くなった。
あなたのそばに行くために仕事を辞めていた私。適当に地元で再就職した職場は超ブラック企業だった。
事務仕事なんかろくにした事の無い私に大量の書類が。しかも全く整理されてない書類に追われるように過ごす事で、頭からあなたのことを追い出した。
理不尽に怒られ、怒られることにそのうちなれ打たれ強くなった。言葉のトゲを抜く術を覚えた。
それでもあなたのことだけは簡単には忘れられなくて。何度も何度も事故の瞬間がフラッシュバックしてきてもがき苦しんで
逃げるように実家を飛び出したんだ
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