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第11話 お子さまはコーヒーはダメダメ!
風花side
ゆなちゃんありがとう
英斗さんありがとう
~家族。ゆなちゃんが帰り道でね
ゆな「ウチもふうちゃんの家族!」
って言ってくれたの。迎えに来てくれたゆなちゃんのママも
涙止まらなくなっちゃって
ゆな「泣くなよー」
って、ゆなちゃんが英斗さんのマネして言うから、今度は笑っちゃってさ、二人で
──回想──
ゆな『コーヒー!』
英斗『お子さまはコーヒーはダメダメ!』
ゆな『お子さまじゃないです!』
クスッ
英斗『泣くなよー。泣かしたのオイラだけどさ。さ、お嬢様方、夕飯に近いですがティータイムにしましょうかね?』
と言った英斗さん、ゆなちゃんとバトル中
英斗『冗談はやめて、マジ色々感情高ぶってるだろ? 気持ち落ちつかせよ? な。紅茶はいかが? 砂糖多め? ミルクティーにすっか?』
涙腺崩壊中の私達、英斗さんの優しさに涙
英斗『おーい(笑)』
あきれ気味の英斗さん
ゆな『ミルクティー砂糖たっぷりでお願いします』
とゆなちゃん
風花『ティーだけミルクなし。砂糖たっぷりでお願いします』
私ミルク、牛乳苦手……
英斗『畏まりました。お嬢様』
英斗さん私達の大好きなレッド樣、執事樣のドラマみたいな所作……知ってるからね。私達の大好きなアイドルの事
意地悪モードらしい。だって、今度はイエロー樣のクセの腕で口元隠してクフフって笑ってるし
英斗『うめーか? 良く飲めんな? そんな甘ぇもん』
怪物王子? ブルー王子?
分かってる。私達の心和ませてくれてるの。英士さんはそういう人……
風花.ゆな『ありがとうございました』
風花『今日はゆなちゃんのウチに、明日……オウチ、帰えりますね』
英斗さんは嬉しそうに、ふにゃんと笑って
英斗『あぁ、気をつけて帰れよ。仕事で送れなくて悪りぃな』
ゆな『私のママが迎えに来てくれるそうです』
英斗『よかった。ゆなちゃん明日はウチ遊びにくっか?』
ゆな『ハイ!』
英斗『ふうちゃん? 大丈夫だからね』
本当にありがとう
英斗さん
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