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第118話 良かった… 無事で… ゴメン 2
ふうちゃんが……
もう俺はたまらなくて…… 何も言わずただ抱きしめて……
「良かった…… 無事で…… ゴメン」
(リョウ.英斗)「ぶつかって壊された？ 見せて？!」
(俺と竜水さんセリフがカブルとか……)
で、ふうちゃんは携帯を鞄からゴソゴソ
(真希.千奈美)「じゃなくて! ふうちゃんの身体!」
「え？」
慌てて今度は、真希さんと千奈美さんが、ふうちゃんの身体のアチコチ確認してる間も……
(風汰.凛奈)「「あー」」
「風汰ちゃん、凛奈ちゃんも心配してくれたの？」
二人をギュッて抱き締めた時も……
漸く聞けたふうちゃんの声…… なのに俺の方見てくんないのよ、ずっと……
「サクラ姫…… 何かあったのか？ カミのコの寝坊位で帰ってきちゃうような子じゃないだろう？ アザミ姫大丈夫か？」
ずっと成り行きを見て黙ってた、南田センセの言葉に
帰ってきた時から、時々涙して…… 慌てたように涙を拭ってるの
ふうちゃん…… そして……
「ふうちゃん？ 溜め込むな! 言っちゃいな! ゆなちゃん、坂戸くんに連絡取れたか？」
南田センセと同じように、ずっと様子を見てた竜水さん
ホントこの二人には…… 叶わないって思ったんだ
真希さんはゆなちゃん、千奈美さんはふうちゃんをずっと慰めてて……
「リョウセンパイ、女の人に…… でも迷惑そうにしてたから……」
「ふうちゃんてば……」
「ホントにね…… 怒るトコなのに……貴女は…… ナゼ俺責めないの？」
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